二律背反?
石井チーフ打撃コーチは林の良さを「打者は積極的に打てて、粘れるのが理想。林は両方できる」と評価
「打者は積極的に打てて、粘れるのが理想」
積極的に打つ→初球から行っていい
粘れる→球数を稼ぐ
これって一見相反してるんですけど。
「自分が打てると思った球は積極的に打ちに行く」
「打てる球が来なかったときは、粘る」
考え方、アプローチとしてそういう引き出しがあれば良いよね、ということなのでは?
宮﨑、ソトあたりはそういう打席が多いイメージが私はあります。
初球から打ちに行くことも何度もあるし、あっさりストライク見逃したり。
きっとそれは色んな理由で「待ち球じゃない」から。
そこから追い込まれたなら粘ったりもするし。
「初球から積極的に行け!でも球数も稼げ!」
という言葉だけでは「何言ってんだ」となりますが。
「打てる球は積極的に打て!それで凡退なら仕方ない! しかし、打てる球が来ないなら粘って球数稼げ!そのうち打てる球が来るからそれを打て!でもやはり凡退しても仕方ない!」
なら、特に矛盾はありませんよね。
それを選手にどう伝えているか、選手がどう解釈しているかだと私は思います。
「ファンが」どう解釈してるかなんてどうでもいいんです。
首脳陣がどういう指導をして、言葉を尽くして、態度で示して、選手に伝えているか。
結局その姿を見ることはほぼ出来ないので、いつまでもファンは闇雲に褒めたり批判するしか無いのですよね。